長期間の肥満は、高血圧、糖尿、動脈硬化、癌などの成人病をおこしやすく、成人病に掛かる年齢を早める結果になります。今までの研究によって、肥満は成人病の発生率を高くする以外に、死亡率とも深い関係にあることが判りました。

 実際、統計によると、肥満な人の死亡率は、肥満ではない人の10倍にも達します。

 


狭血管関係の疾患
  肥満になると、身体中の脂肪が、血管に付き血液の循環を妨害します。このことにより動脈硬化になりやすく、高血圧、狭心症、脳卒中につながる危険性があります。
また、肥満になると、心臓の運動に掛かる負荷が多くなり、疲れやすくなります。


糖尿病
  糖尿患者の多くは肥満タイプであります。特に、インシュリン非依存性糖尿の場合、肥満との関連性が高いとされております。過大な体内脂肪による、過大なインシュリン分泌が、インシュリン分泌機能に障害を与えると推測してます。

高脂血症
  高脂血症というのは、血中コレストロールが240mg以上、中性脂肪が200mg以上のことを言います。
  肥満患者の動脈硬化、狭心症、脳卒中なども高脂血症が原因であります。最近、西洋の食文化が入り、高脂血症による成人病が社会問題になっております。肥満治療が、高脂血症治療の先決問題であります。

脂肪肝
  肥満による脂肪は、真っ先に内臓に蓄積されますので、内臓の血管があつまる肝は脂肪が蓄積されやすいです。肝は、身体の解毒作用をする部分であるので、脂肪が肝に蓄積されると、肝機能が低下して解毒機能が鈍化して、体内に毒素が蓄積され、疲労感をすぐ感じるようになります。
  脂肪肝が重くなると、肝硬化、肝癌に発展します。

胃腸病
  肥満は過大な栄養摂取が重要な原因の一つであります。不規則な食事などは、胃炎、胃潰瘍などに繋がり、胃の機能を低下させます。持続的な過食は、胃の大きさを変え、胃の機能大きく低下させます。

内分泌係異常
  女性ホルモンの一つであるエストロゲンが脂肪細胞にも分泌されますので、過大な肥満は正常的なホルモンのバランスを崩します。男性ホルモンも女性ホルモンが変化して発生しますので、その量が増えると排卵障害、不妊などの障害が発生しやすくなります。


  肥満は、肝癌、乳房癌、子宮癌などの原因の一つになります。


精神的な病気
  肥満は、肉的な障害だけではなく、精神的な問題にもつながります。肥満なタイプの人は、社会生活をするのに自信感をなくす場合が多く、対人関係にも問題が出るケースが多いです。程度がひどくなると、不安障害、うつ病障害になる可能性があります。また、拒食症や過食症などの食事障害にも掛かる可能性があります。

 

  

ips肥満大研究

 

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